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ライトニン・ホプキンス、ショートストーリー |
1959年再発見というばかばかしい話題が結構先にくるという偉大なるブルースマン。
テキサス出身のカントリーブルース系かと思えばそうでもないという部分にこの人の魅力があるのだろう。その昔タワーレコードが渋谷に初出店の時には、この人の作品が凄まじい量、いや数でお店に出ていたことに衝撃を受けた。
「いったいこの人は?」状況に自分が陥ったことはいまだに覚えている。
生誕から100年を超えというところに、軽く意味不明的な錯覚を覚えてしまう。そう、録音が可能になったのが実は人類の歴史の中では本当に最近のことなのだな!そう、様々な人間の歴史の部分に何気につながっているところが、この人のわけのわからない凄さにもつながっているように思える。
何気にに日本にも来ているのだが、そのころはまだこちらは高校生。彼の存在を名前だけ知っていた程度だった。廉価盤でライトニンストライクスなどが発売されたこともあったが、まだまだ意味不明を感じる時代で、本当に全くかすりもしていないというのが私のこの人に対する印象だ。おそらくは大部分の人がそうに違いないと確信もしていたりもする。せいぜい2000人程度なのかもしれない、日本で彼に興味を持っていたのは。
そのぐらい謎の人だが、ネットの普及のおかげでいくらかその姿や、活動の仕方が本当に分かってきた。本当に過去の歴史をキチンと引きづり((大げさかな)生きてそれが音楽にも連なっていくその流れは、ほとんど映画状態にも思えてくる。
そう、おかげで昔の音楽というよりも、歴史の勉強というよりも思わずアメリカの過去を知りたくなってしまう状態になることがある。本当に不思議な歴史の偉人の一人。
1982年に死去。
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ライトニン・ホプキンスの作品 |
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